歩行者の交通ルール

歩道における自転車と歩行者の関係

普通自転車通行指定部分がない歩道

自転車は、普通自転車通行指定部分(普通自転車の歩道通行部分ともいいます)がない歩道においては、歩行者の有無に関わらず、次のとおり運転しなければなりません。

  • 歩道の中央から車道寄りの部分を通行すること。
  • 徐行すること(目安:7〜10km/h以下)。

また、歩行者の通行の妨げとなりそうな場合には、一時停止しなければなりません。

歩道において歩行者は、自転車に対し、絶対的な優先権を有していることになります。

普通自転車通行指定部分の設けられた歩道

自転車は、普通自転車通行指定部分の設けられた歩道においては、その部分を通行することとなります。


普通自転車通行指定部分の法定様式と、その実例

また、普通自転車通行指定部分がない場合と異なり、基本的に徐行義務までは課されていません。
ただし、直ちに徐行に移れる程度の速度で通行しなければなりません(目安:15km/h以下)。

なお、普通自転車通行指定部分の中であっても、歩行者が絶対的に優先であり、その部分に入ろうとしている歩行者や、その部分を通行している歩行者がいる場合、徐行や一時停止をする必要があります。

ちなみに歩行者には、普通自転車通行指定部分が設けられた歩道においては、できるだけその部分を避けて通る努力義務が生じますが、歩行者の通行が完全に禁止されるわけではありません。

自転車マークの法定外表示(ニセモノ)のある歩道

歩道に自転車マークのペイントや看板があっても、それが法令で定められた様式による普通自転車通行指定部分の道路標示ではない場合(法定外表示の場合)には、それはニセモノということになり、何ら法的効力がありません。

そのため、歩道にそのような自転車マークがあっても、自転車は「普通自転車通行指定部分がない歩道」のとおりに通行しなければなりません。


法定外表示(ニセモノ)のため
自転車は必ず徐行

法定外表示(ペイント)の例

法定外表示(看板)の例